奇跡の水

　「奇跡の水」とも呼べる磁化された水をあなたも自分の手を使って作ることができるのです。この磁化された水は健康に驚異的な効力を持っています。下記の「バラ十字」誌1982 No．3の記事は、自分の手を使って、心霊的方法により磁化した水を、他の方法で処理された各種の水と科学的に分析検討した結果の研究報告です。写真で行っている方法により、あなたも簡単に水を磁化することができるようになられます。これは当会の教本で解説指導されます。同時にこれに付随して病気治療の方法も実験によって指導されます。

　バラ十字会の学習者にとってきれいな水道水の使用はいつも興味をそそるものです。われわれはその水を使用して身体の内部、そして外部環境を浄化しています。

　又一方では水は重要な磁化の要素として教本の中のいくつかの実験に使用されています。このような家庭で行う実験の後で、普通の水道水の中のある種の特質が変化しているのをわれわれの内の多くのものは観察しています。このことに関する解釈は如何になっているものでありましょう？

　水は通常の状態では8～10個のＨ2Ｏの分子からなる超結合分子を形成しています。これらの分子間の力は非常に弱く、分子は簡単に分離するものです。とは言えこの力のエネルギーは固く「しばられて」いて、＜超結合していない水＞の場合程には生理的にあるいは他の組繊体で容易に利用することはできないものです。別の言葉で言えば、超結合分子になっている普通の水よりも、結合していないつまり〈単純〉な水はより多くの潜在的エネルギーを自由エネルギーの形にしてもっていることになります。

　超結合した普通の水は弱い電磁界によって容易に単純な水に分離されるので、人体の弱い電磁界の場合にも分離に必要な十分な強度をもっています。このことは国際的な化学者として認められているエドウード・G・プレーム・ジュニア博士（Dr．Edward G．Brame，Jr．）等の科学者たちによって立証する確証が提供されつつあります。プレーム博士は長時間の集団の祈りは、普通の水の中で多数のＨ２Ｏ分子を超結合させている分子結合力を破り、その結果超結合した分子の水から結合していない単一分子の水を生じるということを赤外線分光学によって発見しています．この効果は、一般に認められている磁力によって超結合を破る方法の場合に似ています。

　バラ十字会員は何世紀も以前から家庭における実験によって健康維持と病気の治療の目的のためこのようにして水を「磁化」させてきているということは非常に興味深い、注目に値することです。この家庭で行われている方法が写真に示されています。

バラ十字公園にあるわれわれの研究所における高度に浄化された水による光拡散実験の研究の結果、浄化された水を「心霊的」磁化、または電磁界の磁化、またはピラミッドエネルギーにさらすと、水のエネルギーが上昇するということがわかっております。しかしながら被験者が単に水を７日間自分のオーラの中に置いて持ち歩いていても同じような結果が得られることも判明しています。

　二重に封じられた入れ物に入れられた水のサンプルによってバラ十字研究所において二重盲検法によって実験が行われました。対照サンプルは実験用に処理されたサンプルと同じ型の入れ物に入れておかれました。

　また光拡散測定は独立した別の研究所で実験の前後に行われました。対照サンプルの方は実験後も変化がなかったが、実験用サンプルの方の自由エネルギーの強度は相当上昇していました。

　数年前ロシアのポリウォーター（Poly Water/重合水）と呼ばれる特別の状態の水に関する報告の信頼性をめぐってアメリカの科学界においてはげしい議論が行われました。ポリウォーターとは、浄化された水に種々の方法で高圧を加えて製作された水でした。その製作方法の一つは圧力を加えた水を細い管を通過させる方法ですが、他の方法の多くはより複雑な方法になっています．主なアメリカのポリウォーターの支持者たちが彼等の実験中に高圧下の純水が不純物を拾って混入してしまっていることを発見してから1975～1976年に論争を取り下げて、この問題はようやく解決したのでした。支持者たちはポリウォーターの性質の変化は混入不純物のせいだったとしていました。しかしこの論議で発生されたこの熱のため、このような問題の多い水の調査をてがけようとする科学者は現在は極めて少数です。

　それにもかかわらずこのような「特別の」水に関する興味は続いています。今日のソビエトの科学者の新しい報告があります：カザフスタンからのすばらしい奇跡の水というものです。ロシアの科学者のヴァディムとイゴール・ツェルプーキン（Vadim and Igor Zelepukhin）は沸騰させて急速に冷やし、そして封をされた容器に貯えられた通常の水道水を用いた実験を行いました。このようにして作られた水は彼等の実験によれば生物学的に活性であり、したがって殆んど手品とも思える程に大変効力のあるものでした。しかしこの「活性水」は「新しい」奇跡の水なのでしょうか？

　水道水に人工的に加えられた塩素ガスの如きものを除去している時にはわれわれは新しい奇跡の水ではなく、むしろ自然の水に近いものを再製しているのです．つまりより自然条件に近い状態にある水を再製しようとしているのです．

　われわれの水道水の中の塩素ガスは植物の成長を抑制することが科学的に証明されています．更に生体の免疫反応をそれ以上に強力に抑制するので他の感染の原因に対してよりいっそう感染しやすくしてしまうものです．

　他の知られている水道水の中の毒素にはふっ素ガス、硝酸塩そして殺虫剤があり、最近の米国連邦政府の飲料水の現状に関する報告は暗い前途を示すものです。そしてびん詰めの水も必ずしもより良いものとは限りまぜん。

　塩素は水道水を沸騰させあるいは蒸留させ、炭素でろ過し、適当なイオン交換柱状体を通過させ、逆浸透法により、あるいは単純に水道水を数日間空気にさらす（単純拡散作用）ことによって除去できます。ビラミッド処理をした水が普通の水道水よりもよい効果をもたらす理由の一つとして前者は開放された空気中に数日間放置されてから使用されるということがあります。

　磁化された自然の水～心霊的な方法により、あるいは電磁界の中で磁化された水～は驚異的な力を持っており、われわれの健康に有益なものとなっているのは確かなことです。

（雑誌「バラのこころ」1982 No.3より）